3,4,5歳児による
異年齢混合クラス編成

異年齢の友だちの中で遊ぶことで、
それぞれの育ちにあった「自分らしい」生活ができます。

3,4,5歳児による混合クラス編成で社会生活を幅広く逞しく身につける

3,4,5歳児による混合クラス

1976年に導入されて以来、現在に至っています。

幼児期は発達に差が大きい時期ですが異年齢の友だちの中で遊ぶことで、それぞれの育ちにあった「自分らしい」生活ができると考えています。

こどもたちを取り巻く社会は、少子化が進み、そのため兄弟の数も減り、また地域で異年齢のこどもたちが「群れて」遊ぶことも少ない状況です。そんな中、3歳児から5歳児まで発達の異なる友だちと共に生活することは、「自分と異なる相手を認める」という多様性、社会性、協同性の育ちに繋がります。

また身近な生活空間の中に、モデルとなる「ちょっと先の自分」がいる、また「少し前の自分がいる」ということでもあります。このことからこどもたちはこれから自分が成長する道筋を見通すことができるし、ここまでの自分の成長の軌跡を実感することもできるのです。

年下の友だちへの思いやりや我慢、年上の友だちへの憧れや葛藤、こども同士の一筋縄ではいかない関わりを通して、まさにこどもたちは「育ちあい」、社会の中で様々な人々と気持ちを分かち合いながら生きる力をつけています。

この時期のこどもたちの発達は非常に個体差が大きく、「一人ひとりの育ちを大事にしてほしい」というその子の発達に即した友だち関係が築けること、年上児が年下児を思いやる心が芽生えること、年中児はその間で葛藤や我慢することを経験することは他者への気付きや自己抑制を体得するうえで大切なことです。

年上児へのあこがれや、遊びが伝承されることなど、こどもたちが社会生活を幅広く逞しく身につけるきっかけとなります。

PAGE TOP