異年齢混合のクラス編成で発達過程の異なる友だちと関わりあうことと同時に、同じ年齢の友だちと一緒に活動することも大事だと考え、好きな遊びを楽しんだあとに週2回の年齢別活動を取り入れています。この活動を「あつまり」と呼びそれぞれの年齢に即した課題に取り組んでいます。

年少児は同じ年齢の小グループでゆったりとした雰囲気の中で道具の使い方を丁寧に教えてもらい製作をしたりゲームを楽しみます。年中児はルールのある遊びを楽しんだりリズム遊びで身体を動かしたり園生活にしっかり慣れたところで様々な経験を繰り返し、積み重ねることを意識しています。

年長児は幼稚園生活全般のリーダーとして園行事などを作り上げていく役割も担っています。あつまりの中で友だちと話し合い、協力しながら少し難しい課題にも挑戦したりします。これらの年齢別の活動はクラスの活動や好きな遊びの時間とお互いに深く関係しあい、遊びや経験が循環しあって園生活をより重層的で豊かなものにしています。